底なし沼

前のページ(3501-3550)


sakura.ne.jp
No.3551 投稿日 2004年12月9日(木)21時07分 投稿者 ててて 削除
新木先生、みなさん こんにちわ。

sakuraですが、昔はもっと高かったんですよね。
独自ドメインで年\35000とかそのくらいだったかな。

 自分の周りでも何人かUserが居ますが、おおむね好評です。
 コレといってトラブルは聞いてないですよ。
 
 あとはファーストサーバとかASJとかもありますね。
 年3-5万くらい。でもコレでも結構安かったんですが。
 
 個人的にASJ使ってますけど、インフラは特に問題ありません。
 ただどうも事務がダメで、申込みとその後サービス変更の為に
 IP変わったりしてますが、作業終了の連絡がサッパリ来ない。
 ということが2回ありました。通常使う分には問題ないのですが。
 
 ロリポップも安いようなんですが、どうも見た目がアヤしくて。


食い物のありがたみ
No.3552 投稿日 2004年12月10日(金)14時56分 投稿者
新木 伸 削除
>非常時の食料とか

 日本の水資源は豊かだといわれてますが、じつはぜんぜん貧乏です。人口あたりに換算してみると。

 生活用水やら工業用水やらを、ぜーんぶ農業用に転用していったとしても、輸入している食料を栽培するのに使われた水の総量に、まったくぜんぜん足りません。

 てことは、土地がどうにかできたとしても、水不足となる可能性が大ということ。
 作物ごとの必要水量だとか、作物ごとの収穫量とか、作物ごとのカロリーだとかを積み重ねていけば、1億2500万人が全員生き延びられる解は、どこかにあるのかもしれないけど……。

 まー、幕末あたりの日本人口が参考になるのではないかと。
 これがざっと、3000万人。
 およそ9500万人は飢え死にでしょうね。





>モヤシとか

 モヤシやアルファルファ、あとカイワレ大根なんかも、種子の状態よりか、カロリーは落ちてませんか?
 発芽と成長に要したぶん、減ってるはずです。
 タネのまま貪り食ってたほうが、良さそうな……。水で体積が増えている分、腹はふくれるかもしれないけど。

 あと野菜は基本的にカロリーはないですよ。
 いくら食べても野菜であれば痩せられる、てな触れこみになってますし。
 ゼロじゃないんですが、ほとんどゼロに近いと思っていたほうがいいかも。

 カロリーがあるのは、穀物か、油。
 ただ植物油脂は種子から絞り取ることが多いので、餓死するかどうかの瀬戸際であれば、油になんてしないで、そのまま食べちゃうことでしょうね。

 ところで牛乳って、意外とカロリーがあるんですよね。栄養価バランスも完璧に近い完全食だし。
 成人が1日に3リットル飲むだけで、必要な栄養はすべて足りる計算です。

 乳牛種だと、乳は毎日20リットル出るそうで。
 これは成人7人分を生かすのに十分な量です。
 乳牛がいれば、そこらで雑草を育てて刈り取って、たくさん食わせてやるだけで、なんとか生き延びられるのかも。
 シロウトがいきなり乳牛を得ても、死なせてしまうだけでしょうが。

 草食動物って、すごいよなぁ。
 草だけで生きていけるんだもんなぁ。天敵さえなければ、無敵だなぁ。




>肉とか

 まあ、一般庶民が手に入るであろうのは、鳥の肉かなぁ。ニワトリなら放し飼いにしておくだけで、適当にそこらの虫やら草やらをついばんで育ってくれて、卵も定期的に落としてくれるから重宝されるだろうけど。
 食用に回されるのは雄鳥と卵を産まなくなった雌鳥だけだろうから、かなりの贅沢品となるはず。
 ちなみに自然環境で育てると、ニワトリも毎日は卵を産みません。





>SAKURA

 とりあえずマイナス評はなくて、良さげだということで、近々試してみます。
 そしたらなんかレポートします。

 ――といっても、現在のサーバーがまだ1年ほど使えるので、その頃になったりするかもしれませんが。もうちょっと早く存在を知っていたら、更新しないで切り替えたところですが。
 現在のメールアドレスを使えるのが、3月までですから、まあその前には。


早期で食べれる食物云々
No.3553 投稿日 2004年12月10日(金)22時24分 投稿者
無敗のペテン師 削除
たいへんご無沙汰しておりました。
最近ちょっと仕事の方が忙しく、あまりPCに電源を入れる機会が無かったのですが、久しぶりに暇が出来て覗いてみたら面白い話題が…w

早期で食べられるようになる食物としてカイワレやモヤシが例に挙がってましたが、我々が普段目にしているカイワレやモヤシは本来の姿とは似ても似つかないものです。
スーパーなどで並んでいるのは光を殆ど当てずに栽培しているもので、新木さんが書かれている通りに殆どカロリーはありません。
しかし、カイワレもモヤシもしっかりと日光を当ててやれば、形状もかなり違ったものになり、栄養価も光合成によって高くなるとの事。
同じようにキノコのシメジも、本来はまいたけのような形で、味も一般に売られているものよりも格段に良いとか。
あと早期で食えるといえば、意外と盲点だったりするのが「虫」だと思います。どっかの国ではゴキブリだって食べますから(食べたいとは思いませんが)

>牛乳とか
確かに乳製品というのカロリーが有ります。ですが、乳牛を一頭養うための牧草を得るのに必要な土地を考えると、そこで別のモノを栽培した方が良いようです。一日に自分の体重の何分の一(正確な数字は失念 汗)なんて言う量を食べるモンですから(笑)
後動物性たんぱく質と言う面からの非常食ですが、日本は世界でも屈指の魚養殖技術を持っている国です。確かマグロの養殖を成功させた唯一の国だったと記憶しております。缶詰等だけでは無く、燻製や塩漬けなどの保存食の製造方法も多彩で、結構いい線行けるのでは?と思います。


食料
No.3554 投稿日 2004年12月11日(土)18時44分 投稿者
新木 伸 削除
 もちろん牛には牧草なんて上等なものは食わせません。
 そこらに自生してる雑草を食べてもらいます。まあイネ科の草はだいたいすべて牧草になるから、空き地に普通に生えてるものと、ほぼ一致しますが。

 でも広い原っぱでもなかったら、すぐに食べ切っちゃうかしらん?
 十メートル四方ぐらいの空き地を刈り込むと、何十キロぐらいの雑草は取れるけど。また雑草でいっぱいになるまでには、何十日かかかるわけだし。

 牛の食事は、放牧牛で毎日15キロ。
 乳牛だともっと栄養の良い穀物入りの飼料を30キロ食べるそうだから……。
 雑草だけだと、乳牛は乳の出が悪くなってしまいそう。


 あとマグロは肉食魚なので、エサは小魚です。昔はイワシをあげてたもんですが、最近はイワシが高級魚になってしまったので、なにあげてるんだろう?
 ちなみに人間が食用にする魚はほとんどすべて「肉食」ですので、養殖はまったく引き合いません。エサとなるものは人間も食えるものなので、そのまま食べていたほうが、10倍以上お得になります。

 魚だと、人間と食性の競合しない魚になるはず。
 プランクトンや昆虫を食べる種類でしょうか。フナとかコイとか。手頃な大きさの池があったら、放しておけば、あとは勝手に増えてゆくはず。でもこれを養殖っていうかどうか、微妙なところ。


じたばたしてましたが
No.3555 投稿日 2004年12月12日(日)22時14分 投稿者
新木 伸 削除

 中断、およそ3ヶ月。星くず書きはじめました。
 いやドラクエやってる場合じゃないって。終わったけど。脱皮七回かよ勘弁してくれてな感じ。
 今年中に脱稿目標ってことなんだけど。どうなることやら。

 9月あたりに書き終えてあった二章のところで、直したいところがいくつかあるのだけど、まずは強引にでも三章を書き始めることに。


 ところで、ロケットのマックスQの高度って、地上10kmあたりにくるらしいけども、燃料と推進剤が減らないタイプの宇宙船の場合、この高度は上にくるのか下にくるのか、どっちになるのかしらん。
 つまり燃焼時間に関わらずロケットの重量は一定で、推力(と加速度も)一定となるということ。
 惑星はまあ簡単に地球と同等ってことで。


 熱核ロケットエンジン搭載の《にょろQ》の場合、たった9キロ程度の増速で、軌道離脱一回程度では、推進剤タンクはほとんど減らないはずなので。

 高度による空気密度の変化と、等加速となる速度との、本来よりやや単純な関数となるはずだけど。

 マックスQの高度は、いちおう、やや上ってことにしておこうかな。

 まあ、比推力が100万秒もあるような性能なら、マックスQなんて関係ない低速で、打ち上げ位置から垂直に、大気圏出るまではゆっくり昇っていけばいいんだ、てな話もありますが。
 2週間にもわたって空中にホバリングを続けられるだけの比推力を持っているんだし。


ディスクキャッシュ総量を制限する方法
No.3556 投稿日 2004年12月17日(金)04時01分 投稿者
新木 伸 削除
>ディスクキャッシュ総量を制限する方法

 WINDOWS−XPで、ディスクキャッシュとして使われるメモリ量を制限する方法って、ないものでしょうかねぇ?

 WINDOWS9Xのころには、SYSMTEM.INIの[vcache]のところに、MaxFileCache=xxxxxとおまじないを書いておけば、指定量以上のメモリを使わないようにOSをしつけることが可能でしたが。
 WINDOWS−XPでは、レジストリ項目とか、システムポリシーとかの設定で、なにかないのかな。

 メモリを1GBほど積んでいても、DVD→HDDにファイルコピーしたりすると、空きメモリをすべてディスクキャッシュとして割り当ててしまって、重くて重くて、通常操作にさえ支障をきたす始末。
 タスクマネージャで見てみると、700MBぐらいの馬鹿でっかいディスクキャッシュを作ってしまっている模様。
 100MBもあれば充分だろうになぁ。
 そのくらいで制限できないものかしらん?

 家電HDDレコーダーから、録画した番組をDVD−RW経由で移動させてきて、編集したりエンコードしたりしてますが、移動のときも書き戻しのときも、どちらも重たくてたまりません。
 DVD1枚が4.3GBだから、メモリを5GBぐらい積めば解決するのかもしれないけど。(笑)


正確にはわかりませんけど・・・
No.3557 投稿日 2004年12月18日(土)01時37分 投稿者 名無しの人 削除
HDDなどのデバイスの入出力に使用されるメモリーの制限はIOPAGELOCKLIMITをレジストリで設定することで出来るかと。

レジストリエディターを起動してから、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management キーを開いて、「IoPageLockLimit」の値を下表を参考に入力して設定する※10進数で。(レジストリに記入する値の単位はKBです。)
メモリ搭載量   ファイルキャッシュサイズの設定例
   128MB              16384 KB(=16MB)
   256MB              32768 KB(=32MB)
   512MB              65536 KB(=64MB)
1024MB(1G) 131072 KB (=128MB)

これを設定して効果があるのかはよくわかりません。
XPでメモリ周りで入出力キャッシュに制限を与えるレジストリってこれしかしらないもので・・・


キャッシュ
No.3558 投稿日 2004年12月18日(土)18時06分 投稿者 カモノハシ 削除
ご無沙汰しておりました。カモノハシです。
ディスクキャッシュの制限ですか、そういえばNT系になってから気になったことがなかったなぁ……(メモリなどの全体のスペックが上がったのがあるでしょうが)
私もどうやるのか気になりますが、DVD→HDDへのコピーで動作が遅くなる原因なのかな?
なんとなくPIOモードになっちゃった場合の症状かと思いますが……。
これなら私もよくやります(汗)古いCD-Rのデータを引っぱったりしてるといつのまにやら……。6回ルールにひっかかるようで。

根本的な解決ではありませんが、
Fier File Copy [
http://www4.org1.com/~kitt/labo/index.html]
を使ってみるのも良いかもしれません。

> max-q
最大動圧ポイントですよね。これって高度は一概に決められないように思えますが。パチンコのように初速が最大速度なら発射地点がマックスQになりますよね。
もちろん効率の良い地点は有る程度有るとは思いますが……。
それと空気の密度が関係しますからあの惑星にはどのみち当てはめられなさそう?
う〜ん頭がこんがらがりますね……やっぱり音速ちょい手前でノロノロ行くのが私のような素人にはわかりやいです(笑)


いろいろ
No.3559 投稿日 2004年12月18日(土)19時51分 投稿者
新木 伸 削除
>IoPageLockLimit

 これはI/O用のバッファを増やすための設定ですので、ちがうものかと。
 増やすのではなくて、むしろ減らすほう。

 ところで32ビット版のWINDOWSでは、総メモリアドレスは4GB分となっていますが、そのうちファイルキャッシュ用は最大1GBであるとのこと。
 よって1GB以上メモリを積めば、キャッシュが食うのは1GBまでだから、残りは未使用として置かれるはず。

 そういえば常駐して空きメモリを確保してくれるようなソフトがあるけども、あれが似たようなことをしてくれるのかな。ファイルキャッシュが大きくなりすぎるのを抑制してくれるとか。
 使ったことなかったけど、試してみようかしらん?

 しかし、ここ数枚のDVD−R、マクセルの20枚2480円の4倍速国産メディアを使っているにもかかわらず、外周2%ぐらいのところで、コンペアエラーが出てくるなぁ。 どうせリードアウト領域だろうから、データの中身そのものには影響ないのだけど。なんだか気持ち悪い。
 容量をすべて使い切らず、97%ぐらいでエンコードして焼くようにすればいいのだろうけど、なんか損してる気分になるしなぁ。貧乏性なもんで。

 DVDライティングソフトで、書き込み後にコンペアチェックを掛けてくれるものがあります。
 焼きっぱなしでチェックしないやつとか、読み出し可能かどうかのリードチェックだけ掛けてくれるやつとか、元データと1バイト単位で照合してくれるやつとか、色々と方式があるうちで、いちばん確実なコンペアチェックを使っています。

 コンペアチェックを行うときには、DVDのほうの読み出しと、HDDからの読み出しと、合計9.4GBのデータリードが生じることになるわけで、これがかなりヘビーです。 ファイルキャッシュが肥大して、アプリケーションのメモリまで食ってしまって、スワップが始まる始末。
 バックグラウンドで実行させていると、ウインドウ切り替えやら、IMEの変換やらでさえ、スワップのために引っかかってきてしまう。

 ちなみにデータコンペアは、ライティングソフトの焼き込み時に指定して行う方法もあれば、コマンドラインからDOSのツールを使って、「ZCOPY Z: G: /S /C」とかやることも可能。
 いまだにZCOPYを愛用してます。ロングファイルネームを使うときは、WIN32版のZCOPYだけど、扱うのが8.3形式だけとわかっているときには、DOSのコマンドラインのほうが遙かに手軽。




>太陽電池付きバックパック

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20041218/etc_volataic.html

 太陽電池付きジャケットもある模様。

 太陽電池があのサイズでは、モバイル機器を動かすのは無理っぽい。
 でも携帯電話の充電用としてなら、役立つかもしんない。

 携帯電話の電池って、よく使う人は、けっこう切れるもの?
 僕は携帯電話の電池が切れた経験は一度もないんですが。用件ぐらいしか話さないし。6時間だの、12時間だのと、長電話をするのなら、インターネット越しでボイスチャットにするし。昔は電話代数万とか掛かってましたけど。

 太陽電池というものは、いじってみるとわかるのだけど、案外と出力がないもので……。

 太陽の光エネルギーってのは、一平方メートルあたり1KWほどもあって、十センチ四方でも10ワットほどになり、完全利用できるなら、けっこうなエネルギー源となるのだけど。
 実際には、夜には発電できないとか、昼でも曇天が多いとか、角度が合わないとか、太陽電池の効率が低いとか、色々な事情によって、畳一枚分の面積の太陽電池を用意して、MDを永久利用できるかどうか、てなところ。
 パソコンを永久利用するなら、畳10枚分ぐらいは用意しないと。

 そういや、テレビ番組で、屋根に太陽電池を張り付けた電気自動車で日本一周するという番組がやっているけど……。
 あれ、テレビで見ていると、毎日走っているように見えるのだけど、実際には、ほとんどの時間は停車して充電しているのだろうなぁ。1週間充電して、ようやく、数時間走ることができるとか、そんな感じになるはずだが。まあ週一回の番組だから、それでもいいのだろうけど。
 しかし、あのパネル面積で発電量を概算すると、1週間でも、充電時間はやや足りなさそうなのだが……。充電期間中はスタッフ1名付きっきりで、発電パネルを太陽の方角に向けているとか、そんな涙ぐましい努力があったりするのだろうか? じつはAC電源から充電していて、天井の太陽電池はただの飾り――なんてことはないだろうが。
 角度をこまめに合わせれば、ただ貼っているだけの2倍ぐらいの効率になるから、概算で足りてくるのだけど。


 ちなみに光を電気に直接変換する太陽電池より、光を熱に変換して、タービンを回して発電する方式のほうが、じつはぜんぜん効率が良かったりする。
 太陽電池の効率は年々上がってきているけれど、普及帯の電池と比べると、タービン式は2〜3倍の効率がある。ゆうにエネルギー変換効率30%以上。
 電卓などの小型小容量発電ならともかく、屋根に上げるような中容量や、砂漠に何キロにも渡ってならべるような大容量発電用途でも太陽電池が使われているのは、不思議な現象。

 まあ、タービンのほうがメンテナンスの手間かがかかるけど。
 でも太陽電池も劣化が激しいものだから、メンテナンスの手間は、そう変わらない感じだけど。




>マックスQ

 単なる空気抵抗の計算なら、加速度一定として、ある高度における速度と空気抵抗との関数となるわけだから、そう複雑でもないし、数千ポイントぐらいの計算点を取って、BASICでもPERLでも、エディタのマクロででも計算すれば出てくるかな、と思ったりもしましたが。
 超音速領域に入ったときの空気抵抗の計算が、たしか、一筋縄ではいかなかったはず。
 また音速自体が、高度と気圧によって変わってくるし。高々度の空気の組成は地表と違うから、またそこでも変わってくるし。
 変動要素がひとつなら、直感で処理して「たいしてかわんない」と判断しちゃうどんぶり勘定も通用するだろうけど、三つもあると、「よくわかんない」としておいたほうが無難だなぁ、と。


残念
No.3560 投稿日 2004年12月19日(日)07時53分 投稿者 名無しの人 削除
やはり違ってましたか>IoPageLockLimit
XPというかNT系のメモリ関連のチューニングで、ファイルキャッシュ関連として公開されているもののなかではこれかな〜と思ったのですが・・・
厳密にファイルキャッシュの容量を制限するものはないようですね。


常駐して空きメモリを調整するタイプのものって、指定したメモリ量を下回ったときに意図的にスワップを発生させて空きメモリを確保する物だったような気がします。
普通に使う分には問題ないのですけど作業中などにスワップ発生した場合に処理速度が極端に低下してDVDなどのライディング中には向かないかもしれません。
ファイルキャッシュを制御してくれるものではないです。

Fire File CopyなどのOSの転送を経由しない独自の転送ユーティリティを使えば無駄なファイルキャッシュを制限できるのでしょうね。

OSの仕様ともいっても差し支えの無い部分ですから、困りますよね〜
たしかNT系のNTFSファイルシステムは壊れにくい?不意のトラブルにもファイルの破損や読み書きのミスを抑えるファイルシステムだと聞いたこともありますのでファイルキャッシュは大きくなるのが仕様なのかもしれませんね。


直径千キロの天体が……
No.3561 投稿日 2004年12月23日(木)13時22分 投稿者
新木 伸 削除
 直径千キロの標準岩石系天体が、自転の遠心力で崩壊していってしまう回転速度って、誰か求めてくれないでしょうか。
 って、プロの風上にもおけないことを書いてますけど。(笑)

 まあおおざっぱに、遠心力による力で天体直径に変化が出ないとして、赤道上の物体が重力と遠心力との綱引きに負けて飛び出していってしまう回転速度ってことですが。

 特典は、10巻が出たときに、「ああ、あれのことだな」とニマリとする特権ってことで。


勘による概算
No.3562 投稿日 2004年12月23日(木)13時42分 投稿者
新木 伸 削除
 ちなみに地球上での地球回転による遠心力は、赤道直下で0.3パーセント程度です。
 体重60キログラムの人で、およそ200グラム程度変わります。
 これは角速度の二乗で利いてきますから、地球がおよそ17倍の速さで回転していると、赤道上から宇宙に向けて、物が吹き飛んでいってしまうことになるわけですね。

 ちなみに遠心力って言葉や概念は、物理的には正しくないんですけどね。
 そこにはただ慣性力というシンプルな力が作用しているだけで、無理して名付けるのであれば「向心力」と言うべきところなんだけど。
 まあ、「向心力」なんて書いたって、わけわからんし。

 んー。とりあえず勘による概算で、時速1回転ぐらいにしておくかなぁ。
 重力の強さが質量に比例して、距離の逆二乗に比例だから、まあ誤差1桁程度でOKってことなら、んなもんかなぁ。


漠然としたイメージですが
No.3563 投稿日 2004年12月24日(金)09時38分 投稿者 村田 削除
>天体自壊速度
 専門知識ほぼ皆無で適当な事を言いますので、採用するならある程度の裏をお願いします。

 物体(固体)が物体として存在するためには、分子同士が互いを引き合う力によって、ある一定距離に集まっていなければなりません(随分と遠回しな表現をしていますが)。
 その岩石系天体がどのような成分で構成された岩石なのかは不明ですが、少なくとも分子同士が引き合う力(分子間力、共有結合など)以上の力で引っ張れば分解する事が出来ると思います。
 そして、その力を遠心力(向心力)で表現できれば、自壊させる事が出来るかと。


 なんか、書いてる途中で「その動作(逆向きに引っ張る)を遠心力で行う事が出来るのか?」という考えが…
 (遠心力は本来向心力な訳で、向心力は回転軸の方向に働く力、遠心力は向心力による相対的な見かけ上の力なので存在しておらず、本当に引っ張れるのかという疑問が… 高校物理が多少懐かしい年になってしまいましたから……)


No.3564 管理者削除

No.3565 削除ずみ

移動させときました
No.3566 投稿日 2004年12月25日(土)13時33分 投稿者
新木 伸 削除
 鐸碑さんのやつ。


概算
No.3567 投稿日 2004年12月26日(日)02時50分 投稿者 吾煌 削除
 遠心力Fは

F=m v^2/r=mrω^2

ですから
これが重力F_gと釣り合うと考えると

F_g=mg

F_g=F

から

ω=√(g/r)

となりますので、r=1000kmとするとg=9.8m/s^2だから

ω=√(9.8/1000000)
ω≒0.0031304951684997055749728431362238 (rad/s)
(電卓使用)

 これを1時間に直すと2回転弱ぐらいですか?
直径千kmなんで地球とは違うでしょうけど。

 また、これには岩石などの結合力も含んでいないし、赤道(しかも地表)だけだし、ぜっんぜん足りないかも?


m:質量
v:速度
ω:角速度
r:半径
g:重力加速度

 ちなみに遠心力というのは間違ってないと思います。
一般相対論だと万有引力だけでなく遠心力も含めて“重力”ですから。
BHとかでもカー解などだと回転している状態ですし。
一般相対論は回転系も扱ってますし。
あと遠心力は座標系の違いで回転系だと向心力と釣り合う力です。
静止系だと回転に必要な力が向心力で、遠心力は存在しないってことなんでしょうけどね。
 ということで回転系なら遠心力という語彙を使用してOKだと思います。


天体の分解回転数
No.3568 投稿日 2004年12月26日(日)08時08分 投稿者
新木 伸 削除
 直径1000キロもあると、岩石の結合力は無視してよいかと。液体として捉えてかまわないはず。ある臨界質量を超えると、丸まってしまうもんですし。
(天体が丸くなるのは、あれは表面張力でしたっけ?)

 あと、直径1000キロメートルの天体なので、重力加速度は9.8km/sではないはず。
 天体の質量を求めるためには、平均比重を決めなきゃならんのですけど。
 太陽系内だけの岩石質の天体に限っても、比重ってまちまちなんですよね。鉄のコアがあるかどうかに関わっている模様。

 月の比重は3.34です。イオとかエウロパとか、そのあたりは比重3程度でけっこう重く、ガメニデは2ぐらいで軽いです。小惑星なんかも、水は含んでいないだろうけど2ぐらいである模様。

 ここは2として計算してみますか。
 まず天体の質量を求めないと。
 体積の公式は、4/3πr^3
 直径1000キロということは、半径500キロ。

4/3*pi*500e3^3= 5.235987755982982E+17
(関数電卓から、まんまコピーなので指数方式のまま)

 直径1000キロの天体の体積は、5.235987755982982E+17立方メートル。
 比重2とすると、1立方メートルあたり、2E+3キログラム。
 5.235987755982982E+17 * 2E+3 = 1.047197551196596E+21

 天体質量は、1.047197551196596E+21 キログラム

 ふたつの物体に働く力の公式は、GMm/r2
 ここで万有引力定数Gは、6.6726e-11

6.6726e-11*1.047197551196596E+21*1/500E+3^2 = 2.795012152045762E-1

 よって、比重2、半径500キロメートルの天体の重力加速度は、
 2.795012152045762E-1

 これは35分の1Gくらいであるもよう。
 んで、例の式に代入。

 sqr(2.795012152045762E-1/500e3)*3600/(2*pi) = 0.428380289954985

 毎時0.43回転のもよう。



 誰か検算よろしく〜。
 ちなみに描写は「時計の長針とおんなじ」とある。
 まあオッケーか。


 ちなみに、月の場合には、重力加速度は地球の6分の1と知られているので、さくっと計算してみると。
 sqr((9.8/6)/1738e3)*3600/(2*pi)= 0.555437450754246

 ――と、あまりかわらない。

 地球の場合にも計算してみると、
 sqr(9.8/6378E+3)*3600/(2*pi)= 0.710220841884868

 ――と、やっぱりあまり変わらない。
 天体の分解速度ってのは、大きさ、重さにあまり影響をうけず、どれもだいたい毎時0.5〜1回転あたりにある模様。
 と、あたりをつける。

 ちなみに《星鯨》は中に骨が入っているので、90度回頭を数分で行っても分解しません。表面の岩石はそれなりに吹き飛びますが。


鶴亀でPOPFile
No.3569 投稿日 2004年12月26日(日)14時50分 投稿者 カモノハシ 削除
もうとっくにスパムに関しては終わっているようですが、ふと思い出しましたので投稿します。
XML-RPCインターフェイスを使うと外部からいじれるってのを、どこからか聞きつけてきた友人に頼まれて(お昼2回で)鶴亀[
http://hide.maruo.co.jp/software/tk.html]からマクロでPOPFileの分類を補助するやつを作りました(正確に再分類ではなく似非ですが……)。
コレはPerlを使っていますが、OEプラグインにするなら直接呼び出せるようにも出来るはずです。
機能が追加されたのが9月らしいですので知っていたら申し訳ありませんがご紹介まで。

http://members.jcom.home.ne.jp/Temp/Add_Message_to_POPFile_10b.zip


申し訳ありません
No.3570 投稿日 2004年12月26日(日)20時39分 投稿者 カモノハシ 削除
↑のアドレス間違えていました(汗)
http://members.jcom.home.ne.jp/c-spencer/Temp/Add_Message_to_POPFile_10b.zip
です。
ちなみに動作確認はPOPFile,鶴亀,ActivePerlの最新版です。
が、POPFileとか普段使わないので微妙です……発注元の友人は今のところ困ってないとはいっていますが、まだ数日しかたってませんし(笑)


太陽の核融合
No.3571 投稿日 2004年12月27日(月)14時05分 投稿者
新木 伸 削除
 太陽で行われている核融合の、毎秒ごとのエネルギー産出量を知っている人います?

 輻射量から逆算すればいいのかと思い、半径1億5千万キロの球殻を、くまなく1.37kW/m^2で照らしているものとして計算すると、

 4*PI*15000E7^2*1.395E3= 3.944269576581981E+26

 ――で、3.9×10の26乗ジュールとなりますが。

 輻射総量が、ほぼ全エネルギー総量とみて、差し支えないもんでしょうか?
 対流……はないにせよ、太陽風やら、ニュートリノやらで持ち去られていて、輻射にならないエネルギーってのは、どのくらいあるものかしらん。

 ちなみに「トップをねらえ!」の縮退炉の出力は、シズラーに積まれてる星3型縮退炉の場合で、10の26乗ジュールだそうで。
 番組中では「太陽と同じ」とあるけども、太陽の4分の1ぐらいですね。


太陽の全核融合エネルギーというのは
No.3572 投稿日 2004年12月27日(月)15時20分 投稿者
新木 伸 削除
 太陽の全核融合エネルギーである、3.9E+26[J/s]=[W]というのが、どれだけのエネルギーなのか掴むために、計算してみる。
 バスタービームをぶっ放したとして、地球サイズの惑星を気化させるのに、何秒かかるかということを計算してみる。

 まず地球の体積を求める。

 4/3πr^3 だから、

 4/3*PI*6378E3^3= 1.086781292542888E+21

 で、1.09E21立方メートルだとわかる。
 地殻主成分は二酸化珪素だが、データがなかったので、珪素にて代用。

珪素
比重2.33
融解熱 50.55 kJ/mol
蒸発熱 384.22 kJ/mol
比熱  700 J/(kg*K)
融点 1687 K (1410 ℃)
沸点 3173 K (2600 ℃)

 1.09E21立方メートルの珪素が、何MOLであるかが重要。
 珪素は原子量28だから、1MOLが28グラム。
 1立方メートルの珪素は2.33トンだから、1立方メートルにつき、83214MOLってところか。
 さらに、1molを蒸発温度に至るまで加熱するために、1度あたり、1molにつき、19.6J必要だとして、50.96kJ/mol必要だな。
 さらに融解させるために50.55kJ/mol、蒸発させるために、384.22kJ/mol。
 あわせて485.73kJ/mol必要。

 色々、すべて代入して、縮退炉級のエネルギー源が、地球一個を蒸発させるのに何秒かかるかを求めてみる。

3.9E+26/(1.086781292542888E+21*83214*(485.73E3))= 8.878326802907056E-6

 おろ。1以下か。なら逆数にしてみるか。

(1.086781292542888E+21*83214*(485.73E3))/3.9E+26 = 112633.835428604

 なんだか31時間も掛かる計算。
 バスタービームって、あんまりすごくないのだなぁ。どこかで計算まちがえてないかしらん?

 ってことで、純白のときのジークは、ガンバスターよりもぜんぜんスゴイということが判明しました。(笑)
 例によって、誰か検算よろしく。


太陽
No.3573 投稿日 2004年12月27日(月)15時41分 投稿者 カモノハシ 削除
太陽が失っている質量が毎秒440万トンだそうですから
e=mc^2

3.96*10^26J
かな?
過去に見たことのあるサイトでもだいたいこの位でした。
が、3.96……ちょっと多い?
あれ?っと思って巡ってみたら400万トンとしているところがいっぱい。
四捨五入して440でしょうからまぁ
3.9*10^26[J]
でよいのでは?
ただ、3.86*10^33 エルグ => 3.86*10^26 J
だというサイトもあり……どれがホント??(汗)
でもだいたい皆さん3.9*10^26近辺にいらっしゃいますね……。


第1宇宙速度
No.3574 投稿日 2004年12月27日(月)20時54分 投稿者 西澤 隆 削除
ごぶさたです。なんだかんだあってなかなか心安らかにならず…。

新木さんの定義による崩壊回転角速度って、半径を掛けるとちょうどその天体の第1宇宙速度になるものですね。空気抵抗とかは無視して、表面すれすれに沿って軌道周回できる速度。

この語で適当にあたれば出て来ると思いますが、天体の質量をM、半径をRとすると

 mRω2 = GMm/R2
 ∴ ω = √(GM/R3)

となります。ちなみに赤道での速度はこれに半径を掛けて √(GM/R) 。緯度±θではそれにcosθを掛けた値。

ついでに、天体の「平均密度」をρとすると、M = 4πR3ρ/3 なので、
 ω = √(4πGρ/3)
となって半径が消えます。ということで、平均密度が同じならば大きさによらず崩壊角速度は一定だったり。また、崩壊角速度は平均密度の平方根に比例する、とも言えますね。

余談ですが、岩石の結合力は、長さ36000kmのカーボン“ナノ”チューブでもなければ軌道エレベーターを作るのなぞ到底無理、という位ですから、まぁ無視して構わないと思います。


続いて太陽のエネルギー
No.3575 投稿日 2004年12月27日(月)23時56分 投稿者 西澤 隆 削除
別解の概算ですが、表面温度T[K]の黒体輻射のエネルギーは、シュテファン=ボルツマン定数σを使って単位面積あたり

 ε = σT4 [W/m2]

と与えられるので、これに太陽の表面積4πR2 を掛ければだいたいの値が出ます。大雑把に

 T = 6000[K] = 6.0 × 103[K]
 R = 70万[km] = 7.0 × 108[m]
 σ= 5.67 × 10-8[W・K-4m-2]

とすれば、おおよそ 4.52 × 1026[W] となりますね。
うーん、桁は一致しますが、新木さんやカモノハシさんの概算に比べると近似の精度が粗そう:)。

ニュートリノが持ち出すエネルギーは、核反応式から求められそうですね(と言いつつ咄嗟にはわかりませんが)。太陽風は、一般には輻射からエネルギーを貰ってるんじゃないかなーと思いますが…どうなんだろ。


あらら
No.3576 投稿日 2004年12月28日(火)16時34分 投稿者 吾煌 削除
>重力加速度

 本読みながらだったため(眠かったのもあるけど)面倒で計算を早く終わらそうとしたのが間違いでした。
 すみませんでした。(まだ中編の分が残ってるし…)


>西澤さんへ
>ニュートリノが持ち出すエネルギーは、核反応式から求められそうですね
って、これがどうやってるのか、よく分からないのですけど。

もし知っていたら教えて下さい。

運動量とエネルギーから、
ニュートリノの質量がわからないので、
他のものの値を調べて、
計算するようなものしか思いつかないもので。


ニュートリノが持ち出すエネルギー
No.3577 投稿日 2004年12月28日(火)20時42分 投稿者
新木 伸 削除
>ニュートリノが持ち出すエネルギーは、核反応式から求められそうですね

 僕もどうやるのか考えてみましたが、どうもうまく出ない。

 反応前と反応後の質量を比べて、そこから判明している既知の発生エネルギーを引いて、残った不可解な分をニュートリノ分とするのかな。


そんなに深く考えたわけではないのですが
No.3578 投稿日 2004年12月28日(火)22時35分 投稿者 西澤 隆 削除
新木さんが書かれた通りの方法を漠然と考えてました。そもそもニュートリノの存在が提唱されたのも、β崩壊でエネルギー保存則が破れているように見えたことがきっかけでしたし。

でも、ちょっと検索してみたのですが、そこまで詳しく核融合反応の収支を書いてあるサイトってなかなかないですね:)。見つけられたのは、

・核融合過程で発生するニュートリノのエネルギーは1MeV程度
・核融合生成物である8Bがβ崩壊した時に出て来るニュートリノのエネルギーは14MeVくらいになる
・関係ないが、超新星爆発のエネルギーはほとんどニュートリノが持ち逃げするらしい

くらいです。


熱電対とか
No.3579 投稿日 2005年1月3日(月)07時17分 投稿者
新木 伸 削除
 熱電対って、電位差が発生しているだけでなくて、電流を流してエネルギーを取り出すと、加熱されている側のほうで、冷却現象が起きたりするものでしょうか。
 つまり、金属同士の接触面で熱移動が起きているのかどうかってことですが。

 熱電対を閉ループにして電流を流せばペルチェ効果が現れるわけだから、そうなりそうなのだけど――。

 熱をエネルギー源とする原子力電池などで、電流を消費している場合と、無消費の場合とで、内部温度や外部温度に違って出てくるのかしらん?




 太陽の輻射量は、表面温度の黒体輻射から求める方法もあると思ったけど、公式が分からなかったので断念。
 とりあえず幾通りかの方法で検算もできたし、そのへんで確定としておきましょう。

 んで、とりあえず英雄的機関【ヒロイックモーター】の臨界出力は、縮退炉よりも大きく、4×10の26乗ジュール、てなことになりました。
 曙の張り手何発分になるのだろう。これって。

 しかしバスターマシンって、たいしたことなかったんだなぁ。地球蒸発に33時間もかかるのか。もう何桁か出力を上げておこうかなぁ。


No.3580 削除ずみ

熱起電力>
No.3581 投稿日 2005年1月3日(月)21時37分 投稿者 西澤 隆 削除
えーと、温度差のみ与えて、回路が閉じていない場合の熱起電力(ゼーベック効果)が

 ΔV = SABΔT

である、と。これは、
・温度勾配があると、電荷がその方向により強く拡散し、電荷の分布が偏る
・正に帯電した側から負に帯電した側に向かって電位勾配が生じる
・拡散とドリフトが平衡したところで定常状態になる
という原理ですか。なるほど。こういうことであるならば、別に異種接合である必要はないんですね。N型/P型半導体を接合させたりした方が効果は大きいですけれど。

いっぽう電流を流した場合の熱発生(ペルチェ効果)が

 Q = ΠABI

これは記号はQですが単位は[W]、ですね。この原理は、
・内部ポテンシャルの低い材質内に電子が入るにあたって放熱、出るにあたって吸熱
・内部ポテンシャルの高い材質内に電子が入るにあたって吸熱、出るにあたって放熱
ということですか。

電流を流している時に加熱している端で吸熱が起こるかどうか、ですが、ゼーベック効果で相対的にプラスになる側=(たぶん)相対的に内部ポテンシャルが低い側、なので、加熱されている側で吸熱=冷却反応が起こることになると思います。分布が変わるかどうかは加熱端と放熱端それぞれの熱容量しだいですが、∞でない限り何らかの擾乱は受けるでしょうね。

黒体輻射から求める法則>
あれ、No.3565に書いたシュテファン=ボルツマンの法則では駄目でしょうか?


黒体輻射から求める方法
No.3582 投稿日 2005年1月4日(火)11時13分 投稿者
新木 伸 削除
 いえ、あれです。西澤さんの上げてくれた公式が、出てこなかったということです。


ペルチェ効果
No.3583 投稿日 2005年1月4日(火)22時27分 投稿者 吾煌 削除
を使用したサーモモジュールで、冷却するクーラーとかが売ってたと思いますよ。
暖房にも使えるとか、小型化できるとか、振動がないとか、特徴がいくつかあったような…

 まー、自作して電流を流したときの発熱の方が高くて失敗という話も聞いた事ありますけど(^^;


・・・
No.3584 投稿日 2005年1月4日(火)22時29分 投稿者 吾煌 削除
「冷却するクーラー」って同じことを繰り返してる…
おれってバカだ。


ペルチェ効果
No.3585 投稿日 2005年1月5日(水)21時32分 投稿者
新木 伸 削除
 いえ、あれです。熱電対で電流を流すとペルチェ効果も同時に発生しているのかと、そういう質問なわけです。

 発電機の中の銅線はジュール熱によって発熱しているのか、という質問に近いのかしらん。(だとしたらYESなわけだけど)


そういえばあけましておめでとうございました
No.3586 投稿日 2005年1月6日(木)02時28分 投稿者 西澤 隆 削除
>熱電対で電流を流すとペルチェ効果も同時に発生しているのか

僕の見解?としましては、(起電力の源がなんであれ)行きと帰りの電線のポテンシャル(フェルミ準位)が異なることに変わりはないので、やっぱり継ぎ目でのペルチェ効果も発生している…と思います。


なにやら
No.3587 投稿日 2005年1月6日(木)02時45分 投稿者
新木 伸 削除
 星くず書くのに関数電卓が手放せなくなってきてる気がします。
 ええと、ナナセンマン兆トンって、何コニシキだろう。
 その激突の衝撃エネルギーは、ええと、何アケボノになるのだろう。

 戦闘力の単位として「フリーザ」って単位はどうでしょう。って、これは夢境ネタですかそうですか。

 FCALCなんていう、WIN3.1時代のアプリをずーっと使い続けています。独自関数の定義とか、ワンタッチでできるので重宝モンです。
 しかし16ビットアプリのせいか、WIN−XPにしてから、よく落ちてくれるようになりました。
 なにかいい関数電卓はないでしょうか?

 ――って、いまVECTORって見てみたら、FCALCのバージョン3.00が出ていることを発見。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se006427.html

 しばらくこれを使ってみようかしらん。
 32ビットアプリなら、安定しているかもしれない。


しゃべった
No.3588 投稿日 2005年1月6日(木)04時00分 投稿者
新木 伸 削除
しゃべった。しゃべったよ、ねえジェニー。

じゃなくて。
FCALCバージョン3.0は喋りました。計算結果を読み上げてくれます。いらん機能かと思ったけど、億兆単位の数値の認識には便利かも。


いまふと気がついたのですが、ペルチェ効果が現れるときの電流の向きと、熱電対のゼーベック効果で発生する電流の向きとは、逆になってたりしてないかしらん。

       /−A−−冷たい側 (電位+) ↓
熱い側 <                     ↓電流
       \−B−−冷たい側 (電位−) ↓

 このように、素材Aと素材Bとがあるとして。
 電位は素材Aの端がプラスとなって、素材Bの端がマイナスになるのだとします。
 すると両端を短絡した場合に、電流はAからBに向かって流れます。
 このときのペルチェ効果は、「熱い側」から「冷たい側」に熱を運ぶ方向で働くのかどうなのか。


あうう
No.3589 投稿日 2005年1月6日(木)04時09分 投稿者
新木 伸 削除
FCALC、バージョン上がったのはいいけれど、10進モード字に桁数の大きな計算すると、オーバーフローで落ちるという新たなバグが発生している。
前のバージョンみたいに、自動で指数に切り替えてくれればいいじゃんかー。
ちなみにバージョン3.00へのアップグレードは、日付が1996年になっている……。


ペルチェ効果とか
No.3590 投稿日 2005年1月6日(木)13時26分 投稿者 西澤 隆 削除
>関数電卓
unix育ちなもので、専らemacs使ってます。これはLISP(の一方言)のインタプリタでして、簡単な計算なら

(* 2 3)
6

のように使えますし、基本的な関数は組み込みオペレータ

(exp 2.5)
12.182493960703473

のようにできます。また変数定義みたいなこともできて、

(exp (/ (* q V) (* k T)))
6.298457402077729e+16

…なんて風に使えたり。また、ない関数を

(defun pow (x y)
(interactive)
(exp (* (log x) y)))

(pow 3 2.5)
15.588457268119901

のように自前で定義して使うこともできます。
# これは簡単な冪乗xyの表現ですが、xが負だとエラーになってしまいます:)。

こないだの概算も実はこれ(emacs)使ってやりました。

>ペルチェとゼーベック

一例としてp型半導体(A)とn型半導体(B)の組み合わせで温度勾配をかけると、ゼーベック効果により

・Aの低温側が+
・Bの低温側が−

に帯電して、低温側でA→Bという向きの起電力が生じます。
で、この向きに電流が流れるということは、電子はその逆の向きに移動します。電子のエネルギーレベルは B > A なので、ペルチェ効果は

・B→Aに電子が移る(A→Bに電流が流れる : 低温側)時に放熱
・A→Bに電子が移る(B→Aに電流が流れる : 高温側)時に吸熱

です。よって、やはり高温側から低温側に熱を運ぶ方向に働きます。

逆に言えば、ペルチェ効果で環境温度より高いところから環境温度へ冷却しようとする場合はゼーベック効果がそれを補助する向きに働くけれど、環境温度より更に冷やそうとするとゼーベック効果が邪魔をする、ということですね。

あと、ペルチェ効果は(ついでにゼーベック効果も)可逆過程だそうなので、熱力学の第2法則より「外部から仕事をされずに低温側から高温側に熱を移す機関」にはなりません。


簡易関数電卓
No.3591 投稿日 2005年1月6日(木)22時07分 投稿者 村田 削除
 Perlが使える環境にあるわけですから、Perlで簡単に組んでみてはどうでしょうか?
 無論の事、Perlはある程度複雑な(関数電卓レベルの)演算も出来ますから条件を満たしてると思いますし。


 形式としては、
 ・計算式を@ARGVで取るか、もしくは外部テキストからの読み込み、もしくは直接内部に書き込むようにする。
 ・外部テキストからの読み込みや引数の場合、eval文を利用して演算。
 ・evalを利用する場合、*の処理に困るならば置換を行えば問題クリア
 ・出力形式は printf "%g\n" とすれば適度な長さ(桁が多い場合は指数表示)になるはず。


 以上、以前読んだ参考書の電卓プログラムを応用して書いてみました。(そのままとも言う)
 唯一の欠点は、関数電卓のボタンよりキー入力の回数が多くなってしまう事でしょうか。


関数電卓
No.3592 投稿日 2005年1月7日(金)00時14分 投稿者
新木 伸 削除
 例のFCALCは、数式を流し込んでやると、答えが出てくるというものです。

0.5*7.375308641975309E+22*(30*10000E3)^2

 とか。こんなふうに入れてリターンを押すと、

0.5*7.375308641975309E+22*(30*10000E3)^2
= 3.318888888888889E+39

 とかいう表示に変わる。
 十進表記とかに切り替えるにはボタン押しが必要。
 変数代入なんかも等式で可能で、プログラム言語ライクですね。

 なに計算してるのか、見れば、わかる人には、わかってしまうなぁ。(笑)
 ナイショにしといてください。


 しかしPerlで作るという手がありましたっけ。
 でもPerlって、有効桁数何桁まで?
 たとえば星くずの場合、0が39個並ぶような計算を指数でなく、10進で行いたいようなケースもあって、有効桁数は最低100桁ぐらいは欲しいところ。
 まあ四則乗余に限って、演算ルーチンを自前で組めばいいのか。


ないしょの話
No.3593 投稿日 2005年1月7日(金)01時44分 投稿者 西澤 隆 削除
頭の1/2が微妙に気になります。もし質量ゴニョゴニョじゃなくて運動ゴニョゴニョなのだとすると、そんな速さではムニャムニャ論的な表式

E = √(m2c4 + c2p2)

(p:運動量)を使わなければならないはずなので。

なお、上式で p = mv、v << c として1次までテイラー展開すると出てくるのが、おなじみの

E ≒ mc2( 1 + (1/2)(v/c)2 ) = mc2 + (1/2)mv2

です。

ちなみに件の計算例で誤差がどんくらいになるかと言うと、質量ゴニョゴニョを“引いた”残りで見れば 0.5 : (√2 - 1) ≒ 1.2倍ほどの過大評価ですね。

見当違いでしたら申し訳ありません。


ああ、いけね
No.3594 投稿日 2005年1月7日(金)02時32分 投稿者
新木 伸 削除
 質量エネルギー変換だと、0.5は掛けないんだっけ。

 じゃあ、正しくは、こうっす。

7.375308641975309E+22*(30*10000E3)^2 + 0.5*7.375308641975309E+22*(30*10000E3/100)^2


 ところで天文屋って、指数の桁数だけで物体サイズをイメージ可能な人種ですか?


天文屋
No.3595 投稿日 2005年1月7日(金)08時52分 投稿者 西澤 隆 削除
うーん、牧野さんのような方には可能なのでしょうが、ぼくは天文屋“崩れ”なので…。
指標として
・地球
・最大クラスの惑星≒赤色矮星
・太陽
・銀河系
・銀河団
あたりの桁数を身に付けていれば、あれこれ内挿外挿できるのかなぁ?
#実際に大きさをイメージするのは、また別の話でしょうけど。

今回はたまたま“その質量”に近そうな天体を一つ知ってますが…もしソレだとすると、シチュエーションがまるで想像できません。どんなお話なんでしょうね^^;;。

余談ですが有効数字100桁って、倍精度実数(仮数指数合わせて64bit)では原理的に無理なような気がするです。確実を期すならば、適当な桁ごとに区切ってそれぞれのブロックで整数演算させるプログラム組むしかないのでは。


Perlの有効桁数
No.3596 投稿日 2005年1月7日(金)12時04分 投稿者 村田 削除
 その辺はよく知らなかったので実際に調べてみた所、たかが15桁でした…
 (表示だけならいくらでも出来ますが、計算結果が合ってるのが15桁まで)
 Perl案はボツですね…


そういや昔
No.3597 投稿日 2005年1月7日(金)19時26分 投稿者
新木 伸 削除
 そういや昔。
 8ビットマイコン時代に、インタープリタ言語と、そのコンパイラなんかを作っていたりしましたが。
 そのとき演算パッケージは、まず最初に作ったなぁ。
 CPUが6502だったもので、そもそもレジスタ長が8ビットまでしかないから、普通に演算していると0〜255までの数しか表せない。ゲームを作るにしてもなんにしても、せめて16ビット長で0〜65535まで表せないとなにもできないから、キャリーフラグを仲介にして、2回の繰り上がりでもって計算してました。

 んで浮動小数点演算のほうも、いちおう実装したけども。
 やっぱり一度に足し引きできるのは8ビットまでだから、桁上がりの回数を増やしていくだけで、何桁の計算でも可能でした。桁上がり処理を4回やって、32ビット浮動小数点演算でやっていたっけ。
 桁数と速度とは、トレードオフの関係にあります。フライトシミュレーター作ったときにはテーブル張ってたし、結局、浮動小数点演算は使わなかったなぁ。遅かったので。
 計算結果が出るのに0.1秒ぐらい待てるなら、エディタのマクロでも、なんででも、数百桁の有効桁数は持たせられます。
 最近のパソコン、早いからなぁ。クロック1MHzのマイコンと比べると……。ええと、クロック比で単純に3000倍以上で、複数命令実行可能なぶんと、一度に64ビット長なり、128ビット長なり実行可能なことを合わせると、10万倍ぐらい早いことになるのかなぁ。


演算…
No.3598 投稿日 2005年1月7日(金)23時31分 投稿者 西澤 隆 削除
そうか、そういえば新木さんはハッカー少年だったんでしたね。失礼しました。

長大な桁の演算>
四則演算はともかく、関数電卓となるとlogとかexpとか三角関数とかも必要ですね。やはり自前で必要精度のテーブルを作る、しかないのかな…。

こんぴーたの進化>
タイムリー?にも最近、多倍精度(といっても4倍ですが)の計算で四苦八苦してたりしますが、安定性はともかくとして時間はそんなに気にならないです。恐ろしく速くなりました。
ただ複素数演算だけは、FPUでやってくれないどころかC/C++では基本型ですらないので、倍精度でもなんかこう無闇矢鱈と遅いですが。

パソコンにunixが載り出したころ(ごく最初はフリーや商用のBSDでしたね。Linuxはまだなくて)は、そんなもので真面目に仕事する日がくるとは思ってもみませんでしたが。今じゃ当時のワークステーションなんざ玩具に見えるほどの性能のコンピュータが、当時のワークステーションに比べれば玩具みたいな値段で手に入ります。現在、うちで最強の数値計算用マシンはOpteronでRedHat Linuxだものなぁ。つくづく凄い時代になったものです。


多倍長での演算
No.3599 投稿日 2005年1月8日(土)00時07分 投稿者 カモノハシ 削除
Perlはどうなのかしりませんが、Rubyってスクリプト言語にはBigDecimalってのがあります。
多倍長の小数を含む各種演算が可能になります。
http://docs.warhead.org.uk/pkg-docs/ruby18/bigdecimal_ja.html
に概説があります。
書いてありますがmath.rbってのを使うとsin,cos,exp,logn,PIなども使えます。
文字列にするときには指数表示にできますし。
例:
################################
a = BigDecimal((PI(100)/2).to_s)
puts sin(a,100) # => 0.10000000000000000000......E1
################################
みたいな雰囲気で出来ます。まぁ速度は気にしないかぎり非常に便利です。
きっとPerlにもあるんじゃないでしょうか?そういうライブラリが。
バッチやマクロのあるエディタなんかと組みあわせると関数電卓っぽいことも結構簡単です。


カモノハシさんの書き込みを見て
No.3600 投稿日 2005年1月8日(土)09時53分 投稿者 村田 削除
 Perlでも似たような物が無いかどうか検索してみたところ、次の様なサイトが出てきました。

 
http://dergranz.sunnyday.jp/main/modules/bwiki/index.php?cmd=read&page=%A5%E1%A5%E2%2FPC%B4%D8%CF%A2Tips#content_1_3

 これでカモノハシさんがやってた事と同じようなレベルで計算が出来るようです。


 また、これを検索中、bcなるインタプリタ言語を発見。
 任意精度指定が簡単に出来る模様(但し4の倍数)。合わせて載せておきます。

 http://www.mlb.co.jp/linux/science/bc/


掲示板に書く 次のページ
自分の書きこみを削除したい場合は、該当する書きこみの「□削除」というところにチェックを付けて(複数可)、このボタンを押します。