S式コミュニケーション3巻「君からぼくが消えるとき」用です。
おはよーございます。 むう、一番は逃したか。 とりあえず、ご馳走様でした。 結構なお点前で・・・・。 これまで「やめてよぅ」と泣いてばかりいた惣一が主人公!(いや元からだろう。) サラは敵に回ったこともあって、出力40%減(当社比)と言ったところでしょうか。 勢いガントスの出番が・・・・今回ホントに良いトコ無し・・・。 その分モーラと月子ちゃんがはっちゃけてました。 新生華さんは奥ゆかしい性格が裏目に出ましたね。 わざわざ着替えてくるあたり、結構ノリノリだったよーですが。(笑) ところで華さん! ボンテージは、こう、ボン!キュッ!!ドーン!ってスタイルの人が似合う服ですよ? ウエストはともかくバsげふばわぁっ!!(ばたっ)
本屋に1冊残っていた所をすかさずゲット。 危なかったぁ。 最初から惣一の、 「つーきー――、ちゃぁーんー――!」 って呼ぶ所が惣一らしくて、ニヤけてしまいました。 月子が慌てているところもグッドでした。 それにしても月子のハジけっぷりは最高でしたね。特にアメリカでの。 ラスト、勇希の、 「悪いかよ」 の台詞がなんだか可愛かったです。
アメリカで崩れながら根源種に挑むサラを抱きしめたとき、ソーイチは、知ってたんでしょうか? 自分の手に健全だった時のサラの組織がくっついてる事。 知ってたなら、万に1つや億に1つとはいえ幾ばくかの(そして唯一の)勝算があってサラを救うために命がけでやったって事で、大変高評価になるんですが。 知らなかったなら、全く助けにならないことを承知しながら自分の心の満足で縋りついたみたいな感じもあって、作者という名の『運命』があまやかし過ぎかなって思いも浮かび、感動半減は行き過ぎだけど、2割引くらい。 描写的に、明示して気付いてる素振りはないけど、自分との記憶を亡くしたサラに対してどうにかなる可能性が他にあると考える根拠もないですし。 作者に回答を聞くのは続編の中だけにしたいんで、天の声抜きで他の読者の方はどっちだと思いました? バンソウコウになったサラの組織がサラを救う鍵になるかもしれないと気付いていた故の行動か、まったく関係なくやった行動が生んだ事か。
惣一は、“読者を感動させるために命を張った訳ではない”と言うことを忘れないようにしないといけないと思います。^^ むしろ、彼自身はサラを抱きしめたまま果てようと、後悔はなかったと思います。 いやまあ、もちろんデッドエンドよりはハッピーエンドの方が良いでしょうけれど。 ハッピーエンドじゃなきゃヤだったのは、読者と新木さんの方で・・・・栗本薫さんあたりだとデッドエンドも行っちゃいそうですが・・・・「神の指」はその為と言えます。 惣一的には、デッドでもハッピーエンドの一つだったんでしょうね。 また、惣一は本能と感情と閃きだけで生きているイキモノである描写がこれまでに散見されています。 夏休みの宿題を最終日までやらない、月子に小言を言われても改まらない諸々・・・・・特に、初めてサラに追いかけられた時、彼が小利口な人間なら、圧倒的なポテンシャルの違い故に、早々に諦めていたでしょう。 S式コミュニケーション第一巻、数十Pにて「完」! 大脳の使用状況は間違いなく、こんな感じ。 ジーク>>達也(初期)>達也(後期)>>惣一≧大三郎 余談。 バンソウコウがあるじゃん、と思ったのは結構早い段階だったんですが、私はこれを「育てる」んじゃないかと思ってました。 赤ん坊(サイズ)のサラと、それを抱いて玄関から惣一を見送る華さん、誤解する月子・・・・なんて展開になるのかなと。 「アタシはもちろん愛人ね」 「3号でち」 「4号でち」
宇宙における普遍的な概念及び実態として、魂が存在していないけど、地球という特異環境では例外的に魂が実在し、実質的な機能を有しているって設定が真新しいなと。 魂の存在なんてものに言及してない異星文明のSF小説とかは良く読むけど、魂は存在し、でも普遍的でないという感覚のSFは寡聞にして読んだ事がない。 余り霊魂とかそういう概念に親しみがない文化のキリスト教圏でも、万物に魂が宿るという厳格な仏教圏でも生まれなさそうな、ある意味鷹揚で、ある意味いい加減な日本人的な宗教感があるからこそ、産み出されて受け入れられるんだろうなと思ってみたり。
先日、久しぶりに星くず英雄伝を読み返させてもらいました。 最後のスペースオペラシリーズにふさわしい壮大さに心躍るひと時を過ごし思ったことはただ─続きが読みたい─でした。 とはいえ、長いシリーズほどそれが大変なのは門外漢の私にもうすうすは分かります。それでもマジカル・シティ・ナイトのような例もあるのであきらめずに待たさせてもらいたいとは思っていますので何卒よろしくお願いの程を S式はSF色が強い実験的な作品のようだったのでそろそろかな・・・などと期待はしていたのですが次は「明るい家族砲計画っ!」(仮) 第1巻 だとか そちらのほうも新しい何かに挑戦するのだろうかと別の意味で楽しみにさせてもらっています。今度はタイトルからしてエロコメ路線でしょうか? そちらも応援させてもらいますのでくれぐれもお体には気をつけて末永く作品を書き続けてください